ファミトラ「家族の俳句」2023年 2月

ファミトラ 家族の俳句 2023年2月

俳人の神野紗希先生とのコラボレーション第3弾は、夫婦をテーマに神野先生に一句詠んでいただきました。

2月 夫婦(2月2日)の俳句

俳句の解説

夫婦とは、人生の時間をともにする存在です。人生というと大仰ですが、それはつまり、日々の時間を共有するということです。蠟梅が咲いたこと。鶯が鳴いたこと。明日は暖かくなりそうなこと。そうしたささやかな季節の変化を分かち合いたいと思うとき、夫婦はまた一つ、思い出を重ねてゆきます。 みなさんは、どんな季節をパートナーと共有したいですか。ささやかな季節の声に、耳を澄ませてみてください。

来月の俳句は3月に公開予定です。おたのしみに!

俳句の作者

この俳句の先生

神野 紗希
(こうの さき)
俳人

1983年、愛媛県松山市生。俳人。高校時代、俳句甲子園をきっかけに俳句を始める。NHK「俳句王国」番組司会、NHK全国俳句大会選者などを務めた。2018年、『日めくり子規・漱石』(愛媛新聞社)にて第34回愛媛出版文化賞大賞。2019年、第11回桂信子賞。句集に『星の地図』(マルコボ.com)『光まみれの蜂』(角川書店)『すみれそよぐ』(朔出版)、著書に『女の俳句』(ふらんす堂)『もう泣かない電気毛布は裏切らない』(日本経済新聞出版社)『俳句部、はじめました』(岩波ジュニアスタートブックス)他。現代俳句協会副幹事長。聖心女子大学・立教大学講師。

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